フード短管
厨房内において、火気を使用する調理器具などの上部に備えられ、
調理の排気を効率的に捕捉するためにつけられる
下部が開放された箱につけるダクト。
吸込口用・吹出口用短管
吹出口や吸込口の器具とボックスをつなげるためのダクト。
角実管(1.6t溶接ダクト)
ボックス
チャンバーボックス:ダクトの集合管のこと。
5面・6面ボックス:吹出口、吸込口につなげる箱のこと。

消音効果もある。
Sカーブ
両間は平行のまま上下したり振れたりするダクト。
Sの字状。
S管ダクトとも云う。
角エルボ
管の曲りに使用する継手。
角度は90度が標準だが0度から180度まで
何度でも製作可能。
消音エルボ
風を送るファンのモーター音、隣の部屋の音、風きり音、
ダクトが繋がっている為よく聞こえてしまう音を、ある程度
消す事ができる。100%とまでは行かないが、
これでかなりの音が吸収できる。
二又・三又・その他分岐管
二又・三又など接続口が3つ以上あるダクト。
分岐・集合に用いる。
ホッパー 
入り口と出口のサイズが違うダクト。普通は面間が平行だが、角度やねじれのついたものも製作可能。有効寸法が取れていないと騒音の元となる。拡大、縮小の角度は仕様書により指定されるが15度から30度が普通である。
直 管  
空調ダクトの定尺(コイル巾と同じ長さと言う意味)直管は
直管自動ラインで切断加工します。

一般には長方形。同じサイズでまっすぐのダクト。

※サイズ、材質、接続・補強工法、規格等は下記ご参照ください。

 角ダクト類 
  
 
 
 
 
 
 
 

 素材説明

 亜 鉛 鉄 板 ・・・ 一般的に使用する素材、錆

  ス テ ン レ ス ・・・ 防錆用

 ガ ル バ リ ウ ム ・・・ 外部や耐熱が要求される場所など防錆・耐熱用 (アルミニウム55%、亜鉛43.4%、珪素1.6%の合金めっき)

 塩 ビ コ ー テ ィ ン グ ・・・ 高度な耐食・耐薬品用

 ス ー パ ー ダ イ マ ・・・ (亜鉛85.8%、アルミニウム11%、マグネシウム3%、珪素0.2%の合金めっき)  
 


ハゼの種類

板と板を相互にかみ合うほうに折り曲げて接合する部分。 ボタンパンチ、ピッツバーグ、スポット溶接などがある。


接続工法

 
共板工法(TDC)

 角ダクトの端を外折にめくり上げてフランジとし、四隅の欠けた部分にコーナーピースと呼ばれる部材(板厚は1.2mmまたは1.6mm)を
 取り付け、現場でコーナーピース同士をボルトとナットで接続する方法である。「TDC[4]」や「TFD」と通称される。
 ボルト・ナット固定は四隅のみで、四隅以外の辺の部分はダクトクリップ(板厚は1.0mm)という金具で密着させる。


 
アングルFG工法

 鉄やステンレスなどのアングル鋼で製作したフランジを、ダクトの両端にリベットまたはスポット溶接などで取り付け、
 現場でそのフランジ同士をボルト・ナットで固定してつなぐ方法である。単に「フランジ」「FG」と通称される。
 一般にボルト穴の間隔は100mmであり、口径の大きなダクトではボルト・ナットの数が多くなる。
 近年はダクト製造と現場作業の手数がより効率的な共板工法が主流であるが、排煙ダクトなどの強度が必要なダクトの場合は
 フランジ工法が今でも主流となっている。 また、丸ダクトにもフランジが用いられることがあり、その場合は接続に際して
 穴合わせが不要になるように、フランジが回るようにされた「ルーズ仕様」が多く用いられる。


補強工法

 リブ、Zリブ、ダイヤモンドブレーキ、アングル補強、タイロッド補強など